■ノルディスク製品のアスガルドを購入

ノルディスクテントを初めて知ったのは家族で初めての本格的なキャンプをするために、アウトドアに詳しい友人に教えてもらった時でした。

最初はバーベキューを外で食べたり、カレーを作ったりと食事を楽しむ事がメインのキャンプで満足していたので、泊まるのはコテージを借りていました。

コテージは快適だし、楽しかったので不満はなかったのですが、そのうち、自分達でテントを設営するキャンプの方が楽しいのではないか、と思いいろいろと調べ出しました。

ちょうどその頃、アウトドアに詳しい友人に誘われて庭でバーベキューをしながら必要なものなど訊ねた所、その友人がノルディスクのアスガルドという製品を持っていたので、広げて見せてもらうことができました。

ビニールとは違う、コットン素材の布地がとても自然な色合いで素敵だなと思いました。

随分と年季が入っていて、色が変色していると言っていましたが、その風合いがまた味わい深い感じでした。

アメリカの開拓時代を思わせるような、自然で温かみがありつつ野性的なイメージがキャンプのムードを盛り上げてくれる気がしました。

形も特徴のある可愛らしい円錐形で、入らせてもらった時、丸く広がった屋根のおかげか実際の面積よりもずっと広々と感じる事ができました。

ただ、汚れが目立つのではないか、とか雨でぬれそうだと思い、自分達にはもう少し管理の楽そうなものが良さそうとも感じました。

設営の仕方もたたみ方も見せてもらいましたが、きちんと順序を覚えればわりと分かりやすく手軽に設営出来そうでした。

その後、木炭やバーベキューセットを購入して顔なじみになっていたアウトドアグッズのお店で相談をした所、夏のキャンプが主なのであれば、お店にあるビニールタイプより、ノルディスクの製品が良いですよ、と言われました。

布地なので雨が心配でしたが、撥水性がきちんとあるそうで、水はきちんとはじいてくれる上に、何より布地の通気性が良いので、キャンプシーズンである夏場の暑さ対策にとても優れていると聞いてノルディスクを選ぶことに決めました。

アウトドアに慣れている人たちから同じ製品を同じようにようにすすめられたので、正直驚きました。

よほど、良い製品だからキャンプの達人たちが進めるのだろうと思いました。

テントがあると地震などの災害の時への備えにもなると聞いたのも購入の一つのきっかけです。

多くの人が集まる体育館での避難生活はとても過酷だと聞きます。

その中でも小さめで構わないので自分達だけの空間があれば随分ストレスは減るそうです。

その後友人を通して同じノルディスク製品のアスガルドを購入しましたが、春夏秋とキャンプの時間を非常に心地よく過ごせています。

夏の通気性の良さには本当に驚きます。

隙間風ではなく、そっとカーテン越しに感じるような空気の循環を感じる事ができます。

もちろん、メッシュつきの入り口から空気の入れ替えをする事が可能ですが、その狭い入り口だけではなく天井などからも空気の流れを感じるのでとても快適でした。

高さ調節ができるので、夏はちょっと高めに設営するようにしています。

空間が広い方が涼しく感じられるのです。

夏には夕立に降られた事がありますが、中に雨漏りする事はありませんでした。

布地なのでテントの布地は濡れた感じがしましたが、夕立が止んだ後の夜から朝にかけての時間ですっかり乾きました。

おかげでテントをたたむ時に困らずに済みました。

秋に初めて気づいたのですが、中で火をたく事が出来ると言うのはとても大きなメリットです。

ナイロンだと危ないので中で火を使うのは厳禁なのですが、寒くなってからは中で眠る前の飲み物用のお湯を沸かす事が出来てとても便利です。

また、快適なのが、床に敷くフロアです。

ビニールを敷いただけのおぼつかない不安な感じが全くなく、しっかりとしています。

マットや布団を敷けばなおさら安心です。

ノルディスクのアスガルドを購入して使うようになってからキャンプが本当に楽しくなりました。

もともと私も夫も生粋のアウトドア派と言うような人間ではありません。

夫婦二人の頃は旅行と言えばホテルでしたし、バーベキューをする事もありませんでした。

子供が喜ぶだろうと思ったり、アウトドアの体験をさせてたくましく育てたい想いがあったので、始めたようなものです。

良い道具に出会えたおかげで、今無理なくキャンプを楽しむ事が出来ています。

子供はお泊りでのキャンプも好きですが、ちょこっと暇がある時に夫と二人で日帰りキャンプに出てテントで昼寝をするのも気に入っています。

何をするでもなく自然の中で本を読むだけでもとても気持ちが良いそうです。

こういった経験が良い思い出になって、挑戦する事への自信をつけたり、心地よい時間を過ごして家族のきずなを深めることに繋がっています。

これからもきっと私たち家族にとって大切な空間をくれるものであり続けると思います。

■ノルディスクのテントを3回利用した体験談

1回目はノルディスク テントを湖が見えるキャンプ場で使ってみました。

地面にやや小石が混じっていて固定しにくかったせいか、遠くから見るとやや傾いているように見えました。

不安に感じたので固定部分をじっくりと調べてみると、心配する必要はなかったみたいなので安心しました。

ノルディスクのテントがある場所を本拠地として、湖の周囲を歩き回りました。

秋だったせいか夕方が短くすぐに夜になりましたが、遠くからでも白い色が見えるので迷う心配なく戻れました。

布の入り口の所に小さい網を張ったおかげで、虫が入ってくる心配はなかったです。

地面も布で覆い隠しているため、地を這う虫からの対策も万全でした。

緩めの風が吹いていましたが、内部へ影響するほど強くなかったみたいです。

その日は対動物用として内部の灯りを消さず、点けたまま休みました。

次の日、上のほうを何かが軽く叩く音で目が覚めました。

外を見てみると、小雨が降っていたので本降りになってくるかもしれないと思った私は、キャンプ場から退散することにしました。

朝食用の缶詰を取り出して、缶切りで開けて早めに朝食を摂った後、後片付けを始めました。

固定されていた布の釘を素早く取り外し、周囲の布を細かく畳んで乗ってきた車の荷台に詰め込みました。

幸いにも3人用だったので撤収するのが楽でした。

車を走らせてキャンプ場を後にして、しばらくすると大粒の雨が上から振ってきたので早めに撤収してよかったです。

家に戻って雨に濡れた箇所を調べてみると、少し程度の雨ならはじいてくれる設定だったので少し驚きました。

あの時に折り畳まず、そのまま設置していても大丈夫だったみたいです。

2回目は北海道のキャンプ場へ行った際にノルディスクのテントを張りました。

車で行ったのですがキャンプ場に到着したのが昼頃だったので、周囲は明るかったです。

地面はやや水気を帯びていましたが、土が意外と柔らかかったので設置作業は難しくなかったです。

ただ、手がすぐに冷たくなってしまうので、カイロで手を温めながら地面に固定させる作業をしました。

春に入ってすぐの頃でしたが、場所が北海道のせいか日中もやや寒かったので、設置が完了した後は中で昼食を食べながら休憩しました。

休憩後、車の中からカメラを持ち出した私は、周囲の湿原近くに生息している鳥達を撮影しに行きました。

夕方近くになると日が暮れてきたので、ノルディスクのテントへ戻り早めに夕食を摂った後、目覚まし時計を朝4時にセットしてから休みました。

翌日の4時に時計の音で目が覚めた私は、太陽が出てきて光を覆っていく場面を撮影しにいきました。

空はやや雲で覆われていましたが、雲が過ぎ去った時間帯が日の出の時間と合っていたので助かりました。

撮影が成功した私は、まだ早い時間でもあるので戻って休みました。

再び目が覚めるとお昼近い時間帯だったので、お昼用の食事を摂りました。

そして、目的を達成できたためキャンプ場を去ることにしました。

地面に固定した部分を外して、布を畳んで丁寧に折り畳み車の荷台に詰め込み、キャンプ場を立ち去りました。

食事をした際に出たゴミなどは全て車の中に入れたので、キャンプ場に残した物はなにもありません。

3回目は、川釣りをする時の休憩場所として森林の中にテントを張りました。

地面が木々が生い茂っているおかげか硬めだったので、地面に固定させる作業は少しきつかったです。

ですが、そのおかげで頑丈な足場ができたので満足しました。

少し休憩をした後に川へ釣りに行ったのですが、数時間粘っても1匹も釣れなかったので諦めて休憩場所へ戻りました。

夜釣りをしようと考えた私は、早めに夕食を摂り寝袋で休みました。

夜の10時に目を覚ました私は、寝袋から抜け出し着替えをして再び川へ向かいました。

釣りを始めると数分で釣れたので、再び竿を入れると再び魚が獲れました。

日中は気温が高かったため、魚達も活発に動けなかったのが昼間に釣れなかった理由かなと思いました。

ただ、釣りすぎるわけにもいかないので3匹釣った所で引き上げました。

魚を持参してきたクーラーボックスに入れた後、深夜の時間帯だったので着替えて休みました。

翌朝、魚を釣ることができたので撤収することにしました。

片づけを済まして全て車に入れて、その場を後にしました。

釣った魚は両親に手渡すと喜んで受け取ってくれたので、私も自然と笑みがこぼれました。

ノルディスクのテントを使った感想ですが、砂利や水気を含む土地などの足場が悪い場所でも設置しやすかったです。

中で寝袋を敷き休む際も、内部の地面を厚めの布で覆っているため、眠りやすいと感じました。

中は数人程度なら十分に寝られる大きさので、1人で寝ていた時は少し広すぎる気がしました。

また、片付けやすいので1人でキャンプするのがとても楽でした。

非常に便利なため、今後も使い続けようと考えています。

最終更新日 2025年3月5日 by logistics