LED照明はこれまで主流だった白熱電球に代わる新しい主力照明として広く普及してきています。

しかし一つ一つがまだ白熱電球と比べると高価であることは確かですし、場合によっては口金そのものを交換しなくてはならないこともあるため「LEDに変えるメリットは何なのか」という疑問を持つ人も多くいます。

では照明をLEDに変えることのメリットは何かと言うと、最も大きいのは「ランニングコストの安さ」です。

白熱電球と比べると商品としての単価は劣りますが、その代わりにLED電球の寿命は4万時間ほどあるとされています。

これまでの白熱電球は長くとも2000時間ほど点灯するとフィラメントが切れてしまうものがほとんどでしたから、実に20倍も長く使用することが出来るのです。

LED照明の単価が20倍するのであればコストは高いと言えますが、最近ではLEDでも1000円前後かそれ以下の価格で販売されているものが増えてきましたから十分元は取れるわけです。

加えて白熱電球の消費電力はおよそ50W前後でしたが、LED電球の消費電力は10W未満です。

電球型蛍光灯と比べるとあまり差はありませんが、これまで白熱電球を使っていたような環境であればランニングコストの差は歴然と言えるでしょう。

もちろん「電球型蛍光灯を使っているけど交換するべきなのか」という疑問に対しては「交換すればより長く使うことが出来るが、ランニングコストの削減効果は実感しづらい」と言うことになってしまうことは知っておくべきです。

またこの他にも点灯スイッチを押してから実際に明るくなるまでに白熱電球と比べると時間がかからない、点灯を繰り返しても劣化が発生しづらいといったメリットもあり、環境によっては紫外線を出さないために虫を寄せつけることがないということもメリットになります。

現在ではエコの考え方が非常に重要とされる時代になっていますから、もし電球を交換することがあればLEDへの交換を検討してみると良いでしょう。

 

 

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最終更新日 2025年3月5日 by logistics