住宅は持ち家を持つか賃貸住宅を借りるといったどちらかのスタイルで生活をすることが一般的です。

持ち家は購入のために多額の費用が必要となりますが、大抵の方は住宅ローンを利用し、長期にわたり返済を続けていくことで住宅を得ることが可能です。

しかし、持ち家は修繕などのメンテナンス費用や固定資産税、マンションの場合は管理費用や駐車場の費用などのランニングコストも必要となります。

それに対し、賃貸住宅は、月々の家賃と定期的な更新費用を支払続けることで住処を得ることができ、住宅にかかるランニングコストが必要になるケースはほとんどありません。

賃貸住宅のメジャーなものとなる賃貸マンションの場合、家賃と管理費用の支払い額は、同スペックのマンションを購入した場合の住宅ローンの返済額と同等か、それ以上となるため、不動産情報などで、月々の家賃と住宅ローンの返済額を比較する広告が多くありますが、持ち家にかかるランニングコストは考慮されていないものも少なくありません。

そのため長期的に住み続ける場合、こうしたランニングコストも含めて考慮することでトータルコストで考えて比較することが重要となります。

持ち家の場合は売却することである程度の住宅費用を回収することが可能となりますので、トータル的には住宅費用は賃貸マンションとくらべて低くなる傾向にあります。

しかし、好立地のものや築年数が浅いといった条件がなければ売却は難しいのが現状で、売却できなければその分の固定資産税の支払という不要なコストが発生してしまいます。

また、地価の下落や災害などによる建物の崩壊といったリスクもあります。

こうしたリスクを回避するために、賃貸マンションに住みつづけ、現金を蓄えておくという選択をされるかたも最近では増えてきました。

また、転職や家族構成の変化といったライフスタイルの変化によって住み替えを容易に行えるため、適切な住宅の選択を繰り返すことで住宅費用を調整できるというメリットもあります。

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最終更新日 2025年3月5日 by logistics